■サイエンスでは、実験結果は理論に優先する

観測結果は事実である。実際そうなのだから、仕方がない。

■あくまでも、「“人間の”もののみかた」なのだ

ほかの考え方もある。あくまでも、そういう”物の見方”をしているだけなのだ。

■「それでうまくいく」のだ

極限というものを考え、微分という概念を作り出したら、変化率がわかるのである。 そう考え、処理したらうまくいったのである。うまくいったのである。氷の上でスケートが出来るのである。紙で手が切れてしまうのである。ニュートン力学で月まで辿りつけてしまうのである。それでうまくいくのである。

■とりあえず置いておけ

周りから答えが見つかることもある。

根本、根本を突き詰めるのも良いが、その分野からは見えないものもある。

たとえば、「では、なぜ人は"遊ぶ"のか？」という哲学からの疑問がわいたとしよう。このままもんもんと考えていても、答えは見つからない。しかし、これはこれでとりあえず置いておいて、仮定して先に進む。

脳科学の観点から「これこれという物質が分泌されるから、結果的に遊ぶという行動に出るのだ」というように全く別の切り口からこの疑問が解決されるというように。